NFT 脚本

脚本 と NFT の両方を学ぶ意味

このブログは、 脚本 と NFT について発信しています。

きっと 脚本 か NFT かどっちかだけにしたら良いのにって思われる方もいるかもしれません。

でも当然ながら、 脚本 と NFT の両方の発信をしようと思ったのには理由があります。

それは一体どういった理由なのか、説明したいと思います。

脚本執筆 と NFT ── 両方の発信をする2つの理由

僕が 脚本 と NFT の両方の発信をしようと思った理由は2つあります。

① 映画 や 演劇 の資金を NFT で調達する
② 脚本 を勉強することは NFT の作品づくりに役立つ

この2つを僕自身がやりたいっていう気持ちもありますが、
そういうやり方もあるのかと思ってもらえるきっかけになれば良い。

と思ったんです。

詳しく説明します。

① 映画 や 演劇 の資金を NFT で調達する

脚本 は何のために書かれるのか

脚本 は何のために書かれるのでしょう。

映画 や テレビドラマ 、 アニメ 、 演劇 、 漫画 などを作るためです。
当たり前です。

でも当たり前じゃないんです。

脚本 は 脚本 のままだと何の価値もありません。
映画 や テレビドラマ や アニメ や 演劇 や 漫画 や何かにならないと意味がないんです。

なのに 脚本 に魅力があっても、資金が集まらないために制作されないことが多々あります。

僕もとある映画監督と一緒に 脚本 を作り、映画化するためにプロデューサーに資金集めを依頼したことがありますが、
出資が思うように集まらず映画化は実現しませんでした。

プロデューサー も 脚本 をおもしろいと言ってくれて、資金を集めようとしてくれたんです。
だけどお金は集まりませんでした。

それは 脚本 にとって、とても悲しいことです。

NFT を使った クラウドファンディング と AI があらわれた!

その後いろいろあって、監督との活動をやめました。
しばらく 脚本 のことは忘れて、いずれまたやりたくなったら再開しようと思っていました。

けれどその思いは心に秘めて…… 脚本 のことは諦めたことにして……
会社員として働き、数年かけてリーダー職に就くことができました。
しかし今年(2022年)の3月、脳出血になりました。

深夜まで残業をする生活から入院生活に。
社会復帰のこと、復職のこと、人生のこと──
時間ができたので色々と考えました。

思ったのは、やっぱり 脚本 を描きたいなということでした。

その一方で、僕は 絵画 や 美術 、 イラスト が好きで、 アーティスト の作品集や 絵 を買ったこともあります。
だから以前から NFT にも興味を持っていました。

ウォレット を見てもらえばわかりますが、2021年の年末には NFT を買っています。
クリエイター を応援しようと イラスト や 3D作品 の NFT を購入しつつ、
いずれ 脚本 も NFT で売れるんじゃないかと考えていました。

そうしたら NFT で 資金調達 ができるかもしれない。
もしかしたらその 脚本 は メタバース で上演されるかもしれない。
なんて思っていました。

だから入院中には NFT のことを勉強しました。
そしたら AI が 絵 を描きはじめ、 NFT を使った クラウドファンディング が始まりました。

Ninja DAO の クラウドファンディング

まずは NFT を使った クラウドファンディング の話から。

2022年後半、 NFT コミュニティ の Ninja DAO が アニメ を制作するために NFT を使って クラウドファンディング を実施しました。
アニメ『クリプトニンジャ─咲耶─』の クラウドファンディング は大成功。

支援用の 手裏剣NFT は0.008ETHで販売され、販売開始から1分もかからず完売。
見事、数千万円もの資金集めに成功しました。

もちろん同じようにやれば資金調達ができるというわけではありません。

この NFT を使った クラウドファンディング が成功したのは、

・ クリプトニンジャ というコンテンツが優れていること
・ 今は NFT の黎明期だから、みんなで クリプトニンジャ を育てようという気運が高まっていること
・ Ninja DAO という コミュニティ が活発なこと

などさまざまな要因があり、再現するのは不可能に近いでしょう。

しかし WEB3 時代の新しい資金集めとして可能性を示したのは間違いありません。

まだまだ NFT に触れている人は少ないですが、未来には誰もが NFT を持つようになるはずです。
今後、人が増えた時には、またチャンスがくるでしょう。

その時のために今から準備を始めておこうと思い、 脚本 を再開し、発信を始めたのです。

② 脚本 を勉強することは NFT の作品づくりに役立つ

AI とどう闘うか

一方、 AI が絵を描きはじめた話です。

今年(2022年)の8月に Midjourney なる AI が話題になりました。
その AI が生み出す絵のクオリティの高さに、多くのクリエイターが脅威を感じました。

すぐに研究が始まり、 キャラクター や コンセプトアート が AI で作れるようになりました。

例えば
AI DAO が発行した MoeKanoA.I.Party
キングコング西野亮廣さん率いる CHIMNEY TOWN DAO の CHIMNEY TOWN Landscape
AI で作られています。

で、今後の NFT を考えたときに、 脚本 を勉強することがとても役に立つと思っています。

人間が AI に勝つには、ストーリー性のあるコンテンツや魅力的なキャラクターを生みだす必要があります。
とくにキャラクターに関しては、すでに必須となりつつあると見ています。

日本のトップの NFT は キャラクター戦略 を取っています

今、この記事を書いている2022年12月現在、 国内NFT のトップに君臨するCNPは キャラクター戦略 を取っています。
つまり キャラクター をしっかり作りこんでおり、 キャラクター の数は6種類しかありません。

10月に華々しくデビューしたAOPANDA PARTYも キャラクター は2種類だけです。

もちろんコンセプトがしっかりしていてプロジェクトに共感しやすいということもあるでしょう。
ロードマップ(未来の計画)が明確で期待が持てることも大きいと思います。

でもキャラクターが作りこまれていることで、同じキャラクターの保有者同士で仲間意識が芽生えたり、
感情移入しやすい、2次創作がしやすいなどのメリットがあります。

このことから、今後の NFT は、 キャラクター をしっかりと作りこんでからリリースすべきだと考えます。

脚本 は NFTビジネス に携わる人が学んでおくべき知識です

魅力的な キャラクター を生みだすためには、その背景にあるストーリーがとても大事です。

脚本はこのストーリー作りとキャラクター作りが体系化されており、NFT制作に役立ちます。
NFTビジネスに携わる人は学んでおくべきだと思っています。

まとめ

僕が今、このタイミングで 脚本 と NFT について発信を始めたのは、2つの思いがあったからです。

脚本家 や 映画監督 が 資金調達 をする方策として NFT を研究したい。
NFT が好きなので、 NFTクリエイター に 脚本 の知識を共有したい。

もちろん NFT を学んだからといって 映画 の 資金調達 がうまくいくわけではないし、
脚本 を学んだからといって NFTプロジェクト がうまくいくわけでもありません。

しかし NFT と 脚本 の知識をインストールしておくことは、とても役に立つことだと思うのです。

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