脚本

僕が今書こうとしている 脚本 の 物語の骨子 を公開します

脚本執筆 のビジョンとなる 物語の骨子 を公開します

こちらの記事にも書きましたが、 脚本 を書くときには、
前段階として100文字以内を目安に 物語の骨子 を作ります。

これがあることでストーリーの方向性が決まります。
脚本 は、この短い文章を元に作られ、迷ったときにはここに戻ってきます。
言ってみればビジョンのようなものです。

物語の骨子 から外れるようなアイディアは、迷わず捨てなければなりません。
もし捨てるのが惜しいのなら、この 脚本 ではなく別の 脚本 で使うべきです。

それほど大切なものなので、丁寧に作らなければなりません。
雑に作ってしまうと雑な物語になります。

──とハードルを上げたところで、僕が今書こうとしている 脚本の骨子 を公開します。

まずは 物語の骨子 の悪い見本をさらします

といいつつ、まずは前のバージョンを公開します。
まだ全然具体的になっていない、これじゃダメだよっていうものをさらします。

いかに稚拙な状態で 脚本 を練り始めたかをご覧ください。

脳出血で倒れた元ミュ ージシャンがリハビリ やさまざまな人との出 会いを経て社会復帰す るまでを描く。音楽を やって生きていきたい という夢を取り戻す。(70文字)

ご覧の通り全然ダメです。
何がダメなのかというと、

・具体性に欠ける
・何か面白くなさそう
・物語になっていない

具体性に欠けていて面白そうじゃない。おまけに物語になっていない。
完全にアウトです。

これでどうやって 脚本 にするつもりなのか。

自戒を込めてさらすことにしました。

でも、言い訳をすると、別にこの状態で 脚本 を書きだしたわけでもないし、
最初は小さなアイディアから始まるものなので良いんですよ。
ただしこの後の工程に入る前に書きなおさなければなりません。

こう修正しました

というわけで、書きなおした 物語の骨子 はこちらです。
ぜひ先ほどのと比べてみてください。

インディーズバンドの ギタリストの主人公は、 脳出血で片麻痺にな り絶望するが、リハビ リにより少しずつ体の 機能を取り戻し、ギタ ーの練習を始める。だ がバンドは解散し、孤 立した主人公は、一人 路上で演奏し始める。(100文字)

いかがでしょうか。
先ほどのとは全然違うと思います。

かなり具体的になりましたし、物語になっています。

でもちょっと待ってください。
・何か面白くなさそう
という課題はクリアできているでしょうか。

これに関しては何とも言えません。
僕は面白くできると思っていますが、これを見た皆さんがどう思うかは分かりません。

確かにありがちと言えばありがちなストーリーです。
でも想像してる感じにはしないつもりです。

ま、具体的になったのでOKってことで、これでいかせていただきます。

取材 や キャラ設定 をして問題があったら修正します

これで 物語の骨子 はできあがりました。

面白そうかどうかは分かりませんが、具体的な物語になりました。

といっても、これで完全に固まったというわけではありません。

今後、 取材 や キャラ設定 をおこなっていくいくうちに、
あるいは あらすじ や プロット を作成した際に、修正が必要になるかもしれません。

もしストーリーの変更をする場合には、「迷ったら 物語の骨子 に戻る」のルールに従って、
物語の骨子 も修正しなければなりません。

今後、もしも 物語の骨子 を変更することになったら、それも必ず公開します。
この記事になるか別の記事にするかはわかりませんが、着目しておいていただけると嬉しいです。

まとめ

最後にまとめます。

今回は脚本を執筆する前段階として、 物語の骨子 を作りました。

物語の骨子 は例えば、

・100文字以内が目安(あんまり短くてもダメ)
・具体的かどうか
・面白いかどうか
・物語(ストーリー)になっているか

このようなポイントをチェックすれば良いと思います。

これを踏まえて僕が作った物語の骨子は以下のものです。

インディーズバンドの ギタリストの主人公は、 脳出血で片麻痺にな り絶望するが、リハビ リにより少しずつ体の 機能を取り戻し、ギタ ーの練習を始める。だ がバンドは解散し、孤 立した主人公は、一人 路上で演奏し始める。(100文字)

いかがでしょうか。
最終的にどんな脚本になるのかは、このブログに投稿していきます。
もし興味がありましたら、ブックマークするかツイッターでもフォローしていただいて、また見にきてください。

では僕はこの後の工程に進みます。主人公の名前が決まっていないので、決めなくちゃ。

脚本を書こうと思っている方はあまりいらっしゃらないと思いますが、もしもこの記事が何かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

-脚本